
子どものムシ歯対策 その②、その③
子どものムシ歯対策 その①で、ムシ歯になる流れの一つ一つに対策をしていくことが必要と説明しました。
では、他にどんな対策が必要でしょうか。
ムシ歯対策② フッ素を使って歯を硬くする
ムシ歯になるリスクは歯の硬さによって変わってきます。硬い方がムシ歯になりにくいので、乳歯や生えたばかりの永久歯には特に注意が必要です。
フッ素には歯を硬くする効果があるため、ムシ歯に対して強くなります。歯科医院で塗るフッ素は歯磨き粉よりもフッ素が高濃度で、歯の表面がより硬くなります。

乳歯がムシ歯になっていると、永久歯が生えた時にムシ歯になるリスクが上がります。
年3~4回、3か月に1回くらいのペースで歯科医院でフッ素を塗りましょう。
ムシ歯対策その③ 汚れの停滞時間を短くする
ムシ歯はムシ歯菌が出す酸によって歯が溶かされてなりますが、一日でムシ歯になるわけではありません。ですので、汚れが溜まらないように、毎日、1日3回(朝、昼、晩)歯磨きすることが大切です。
歯の根元、歯と歯の間は汚れが溜まりやすいので、特に意識して磨き、フロスも使用してください。

また、シーラントという予防治療も効果的です。
シーラントとは?
咬む面にある細い溝の部分は、汚れが溜まってムシ歯になりやすい部分です。そこを白い詰め物で埋める予防治療がシーラントです。約60%のムシ歯予防効果があると研究でも認められています。

乳歯がムシ歯になっていると、永久歯が生えた時にムシ歯になるリスクが上がります。つまり、子供のころにムシ歯にさせないことが歯を長く残すための第一歩となるのです。
ムシ歯対策をしっかり行って、お子さんの歯を守りましょう。
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