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予防歯科

8020運動をご存知ですか?

いくつになっても歯に悩みがなく、ご自身の歯で美味しく食事ができるように…
1989年より厚生省と日本歯科医歯科医が推進している『80歳になっても20本以上自分の歯を保とう』という運動です。予防歯科は、むし歯や歯周病になってから治療をするのではなく、生涯使い続ける歯を残すために、定期的に来院していただき、早期発見をし将来への備えをしていただくための歯科治療です。むし歯や歯周病の治療を終えた後に、再発を防ぐためのメンテナンスのことです。
治療内容や計画については、お口の中の状態を視覚的に画像でお見せしながらご説明します。
当院では、患者さん一人ひとりに最適な予防やお口の管理を行うことでむし歯や歯周病を未然に防ぎ、歯を削ることや再治療することのない、健康なお口でいるためのお手伝いをしています。

こんな症状やお悩みはありませんか?

  • むし歯の早期発見がしたい
  • もうむし歯になりたくない
  • 歯が弱いのかな?
  • 度々むし歯になって、高額な治療費がかかる事を避けたい
  • 正しい口腔ケアが知りたい
  • なんでこんなにむし歯を繰り返すのだろう

当院の取り組み

「予防歯科」はご自身の口腔内の現状を把握しセルフケアも大事

歯科医院で定期的な歯科検診・メインテナンスを行う「プロフェッショナルケア」、毎日ご自身が自宅で行う歯磨きなどの「セルフケア」。予防歯科は大きく分けてこの2つのケアから成り立ちます。
あさくら歯科では、「プロフェッショナルケア」として歯石除去や歯のクリーニング(PMTC)を行います。また、唾液検査もお勧めしています。ご自宅で行う「セルフケア」としては、患者さん一人ひとりに合わせた効果的なブラッシング方法や歯ブラシの選び方のご提案や食生活指導を行います。
どちらか一方ではなく、両方のケアにしっかりと取り組み、かつ継続的・定期的に行うからこそ、よりその効果を高めることができるのです。より豊かな人生を送るために、大切な歯を守る予防歯科を心がけましょう。

予防歯科のメリット

  1. むし歯や歯周病を早期発見、早期治療 
  2. 全身の健康維持に繋がる
  3. いつまでも自分の歯で美味しく食事できる
  4. 治療に対する負担も減らせる
  5. 痛い思いをしない
  6. 清潔感のある口元になり爽やかな印象になる

予防歯科で行うこと

  • PMTC(定期的に行うプロのクリーニングによる歯の白さと健康維持)
  • 歯磨きの指導(セルフケアの向上により正しい方法で歯磨きができるようになりむし歯や歯周病の予防効果が出ます。)
  • フッ素の塗布(フッ素によるパワーでむし歯に負けない歯を作り出します。) 
  • 定期的にデンタル写真などの資料撮りも行いむし歯の早期発見

予防歯科が大切な理由

むし歯になっては削り、埋めるというスパイラルは徐々にご自身の健康な歯が少なくなり、歯を抜く将来を早めています。またむし歯になれば、また治療したらいいや〜という気持ちではなく、一度むし歯治療した歯が再び再発することを防ぐお口の環境にしていくことが大切です。この負のロストスパイラルから抜け出すことが必要です。このサイクルから抜け出すために事前に予防歯科を行うことで発症前や重症化前にアプローチします。

日本における歯科予防の課題

  • 海外と比較して日本人の予防意識が低い
  • 予防歯科にかかる費用が高い
  • 予防歯科を受ける時間がないという人が多い
  • 予防歯科を受ける習慣がない

以上のような課題が日本にはあります。予防大国で有名なのがスウェーデンです。スウェーデンで『予防歯科を理解している人』は約60%に対し、日本は約21%に過ぎず、スウェーデンで『予防歯科を実施している人』は約69%に対し、日本では約26%と大きく差がついています。

このように『予防歯科』を実施してきたスウェーデンでは70歳以上で自分の歯が平均21本残っているのに対し、日本では平均16.5本です。スウェーデンでは、ほとんどの人が70歳になっても若い時とそれほど変わらない本数を維持しているのです。
しっかり噛める歯を保ち、毎日の食事を健康に美味しく味わうためには、平均20本の歯が必要という調査結果もあります。将来20本残っているかどうかで、生活の質(QOL)に差が出てくるのです。

出典元:※Hugoson Anders,Koch Goran:Thirty year trends in the prevalence and distribution of dental caries in Swedish adults (1973-2003)., Swedish dental journal, 2008
※厚生労働省:平成17年度歯科疾患実態調査, 2005(無歯顎者を除く)

日常からできるケア

  • 歯垢の除去

食べかすが停滞し、その塊が歯石へと変化していくと、セルフケアでは取り除けない程に固くなります。ですので、1日の汚れはその日のうちに歯ブラシやデンタルフロスなどで取り除くことが大切です。

  • マウスウォッシュの活用

マウスウォッシュは口腔内の細菌を減らし口臭の予防や歯周病のリスクを減らします。

セルフケアは歯科検診とカバーしあうものです。定期的な歯科検診では歯垢の除去や口腔状況の評価が行われ、早い段階でのむし歯や歯周病の発見や治療が可能となります。
予防歯科は病気の治療だけでなく口腔状況の維持に繋がります。ホームケアの習慣を身に付け定期的なメンテナンスを行いましょう。もし何か質問がありましたら遠慮なくお聞きください。

朝倉院長

唾液検査で個々のデータをとり、自分自身の状態を知りましょう。

FAQ

歯磨きのやり方が合っているか不安です・・・

お口の環境というのは患者様一人ひとり異なってきますので、一人ひとりに最適な歯磨きの方法があります。
当院では歯周病に対する初期治療において一人ひとりに合った正しい歯磨き指導を行なっています。一度ご自身が使用している歯ブラシをお持ちいただき、いつもどのように使っているか見せていただきます。
ご自身の磨き方の癖などを歯科医院でチェックしてもらい正しい歯磨きの指導を受けましょう。

電動歯ブラシはおすすめですか?

電動歯ブラシは普通の歯ブラシより効率良く汚れが取れるのが魅力ですが、使い方によっては歯や歯茎を傷つけてしまうこともあります。
力の加減や奥歯の外側が磨きにくいため、手用歯ブラシと併用することをおすすめします。

歯医者の定期検診はどのくらいの頻度で受けたらいいでしょうか?

当院では痛みなどの有無に関係なく3~6ヶ月毎の定期検診をおすすめしています。口腔内の環境にもよりますが、セルフケアが行き届いており、むし歯リスクが低い人は6ヶ月毎の検診となります。
成人の方は少なくとも年に1回検診を受診しましょう。

歯のクリーニングは痛くない?

基本的に、ほとんど「痛みはない」です。特別な機器を使用し歯の汚れを取ることによって、痛みが少なく、気持ち良いので喜んでいただいています。
ただ、頑固な歯石が大量に付着していたり、歯周病が進行していたり、歯ぐきから出血している状態ですと、痛みを感じる場合もあります。

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