2025.12.03

３歳になったら

まずは歯医者さんに慣れるところから

初めのうちは、「歯医者さんは怖くない、楽しいところだ」ということを印象づけるために通い始めてみましょう。３歳くらいになったら、歯科医院と家庭でむし歯を予防していきます。歯科医院では、フッ素を塗布したり、むし歯になりやすい溝を樹脂で埋めたりして、子供の歯を守ります。

自分で磨く習慣を

3歳くらいになったら幼児用の歯ブラシを使い、自分で磨く練習を始めましょう。全体をまんべんなく磨くことができたら、たくさんほめてあげてください。グチュグチュペッができるようになったら、フッ素配合の歯磨き剤を使うこともむし歯予防に効果的です、家族みんなで歯磨きの時間を共有して習慣化していきましょう。

３歳からの噛む力をつける食事

よく噛んで食べることで、お口の周りの筋肉や骨の発達を促し、歯ならびが良くなることも見込めます。また最近、子供にも生活習慣病が増えてきていますが、よく噛んで食べることで生活習慣病の危険因子である肥満を防ぐこともできます。

◎噛む回数が増える食材を使用する
　肉や、食物繊維の多い食材など、食べ応えがあり、よく噛まなければ食べられない食材を選びましょう。

◎薄味を心掛ける
　料理の味が濃いと、あまり噛まずに飲み込んでしまいます。噛む力をつけ、素材の味を感じられる舌を育てるためにも、薄味を心掛けましょう。

◎食材は一口サイズより大きめに
　食材を大きめに切ると嚙む力が鍛えられます。

◎食事中に飲み物は出さない
　水やジュースなどの飲み物があると、あまり噛まずに流し込んでしまいます。よく噛んで唾液を出しましょう。

◎煮込みすぎない
　カレーやシチューなどは煮込みすぎず、大きな野菜や肉のかたまりがごろっと入っているようにしましょう。

お子さまにとって、治療のために通う嫌な歯科医院になる前に、予防を目的とした楽しく通える歯科医院として、あさくら歯科に通い始めてみてください。

一覧に戻る