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2025.07.30

被せ物の比較と選び方のポイント

被せ物選びのポイント

被せ物や詰め物は材質によって長持ち具合が違います。今後ムシ歯になりにくかったり、強度の高いものを選びましょう。

1.審美性
  見た目の美しさに違いがあります。より天然歯に近い色味がキレイ。
2.再発リスク
  一度ムシ歯になると、そこはムシ歯になり続けると言われていますが、ムシ歯の再発リスクに違いが出ます。
3.安全性
  アレルギーなどの安全性、歯肉への色素沈着に違いがあります。
4.耐色変性
  長期間の使用による変色に違いがあります。

被せ物一覧

  • 硬質レジン前装冠(前歯)/金銀パラジウム合金(奥歯)
     保険適応。変色や着色が目立ちやすい。銀の材質的に2次ムシ歯になりやすい。
  • ハイブリッド(CAD・CAM製)
     保険適応。自然で美しい。変色や着色が少しある。耐久性が弱いため、欠けたり割れたりしやすい。
  • ジルコニアセラミッククラウン(自費)
     変色しにくい。金属を使用していないので身体にやさしい。歯科材料の中で金の次に耐久性が強い。ジルコニアより透明感がありキレイ。見た目も耐久性も両方優れたもの。
  • ジルコニアクラウン(自費)
     摩耗に強く、変色しない。ジルコニアセラミックスと同じく耐久性は強いが、ジルコニアのみで作るためマットな色味。
  • セラミックスクラウン(自費)
     ジルコニアと比べると耐久性は弱いが、保険適応のCAD/CAMと比べると耐久性はかなり高く、変色しにくい。透明感があり、天然歯に一番近い色味。

当院では、患者さまのお口の状態に合わせて一人一人に合った材質をご提案します。治療法についてのメリットやデメリットもわかりやすくご説明し、患者様が納得されたうえで、材料や治療法を選択していただいております。
わからないことがあれば、お気軽にご相談ください。

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