お口の中にもガンができる!?
現代の日本では生涯のうちにガンと診断される確率は男性で63.3%女性で50.8%と約2人に1人が診断されるとされています。テレビや雑誌で胃がんや肺がん、乳がんなどの情報は目にしますが、実はお口の中にもガンができることをご存知でしょうか。今回はお口の中にできるガン、口腔がんについてお伝えします。
口腔がんの種類について
・舌ガン・・口腔がんの中で最も多く全体の50~60%を占めます。特に舌の両脇に発生しやすいのが特徴です。
・歯肉ガン・・次に多いのが歯ぐきのガンです。歯ぐきの腫れや歯のぐらつきなど歯周病に似た症状があるため発見が遅れることもあります。
・頬粘膜ガン・・頬の内側の粘膜にできます。詰め物や入れ歯が常に当たっている頬粘膜には要注意です。
・口蓋ガン・口底ガン・・上あごの天井部分や下の歯ならびの内側にある柔らかい粘膜にもガンは発生します。

口腔ガンの治療法とは?
口腔ガンの主な治療法は手術(外科療法)・放射線治療・薬物療法・光免疫療法(特定の薬剤を点滴し、ガンにレーザー光を当てることでがん細胞だけをピンポイントで破壊する新しい治療法)があります。
口腔ガンを予防するには?
①禁煙と禁酒・・たばことアルコールは口腔ガンの最大の危険因子です。これらを控えるだけで大幅にリスクを下げることができます。
②お口の中を清潔に保つ・・お口の中が汚れていると、慢性的な炎症が起こりやすいため毎日の口腔ケアでお口の中の細菌数を減らすことが大切です。
③物理的な刺激を放置しない・・入れ歯が合わず頬粘膜に当たっている・欠けた歯や尖った詰め物が当たって痛いといった小さな刺激が繰り返されるとガンを誘発する原因になります。違和感があれば我慢せず定期検診を受けることが大事です。

月に一度セルフチェックをしてみましょう
口腔ガンは初期段階では自覚症状が少なく発見しづらいです。しかし、セルフチェックができる点では他のガンと決定的な違いがあります。ぜひ月に一度セルフチェックをしてみてはいかがでしょうか。
①明るい光の下で、鏡を見て行いましょう(入れ歯があれば外してください)
- 唇の内側、下あごの歯ぐきを見て触る
- 頭を後ろに傾けて、上あごと歯ぐきの間を見て触る
- 頬の裏側(粘膜)を見て触る
- 舌を前に出して、舌の両脇、舌と歯ぐきの間を見て触る
- 下あごから首にかけて触る

②良く観察し、確認してください
- 白い斑点や赤い斑点はないですか?
- 治りづらい口内炎や出血しやすい傷はないですか?
- 盛り上がったできものや固くなったところはないですか?
- 顎の下と首の脇に腫れはないですか?
- 食べたり飲み込みがスムーズにできますか?

以上が口腔ガンを見分けるセルフチェックになります。口腔ガンは早期に適切な治療を行えば完治する可能性が非常に高く、後遺症も少なくてすむ疾患です。まずは毎日のはみがきの際に鏡でチェックすることからはじめてはいかがですか?
ただし、セルフチェックだけでは限界があるため3か月~半年の定期検診を受けることが大切です。気になること、ご不明な点があればあさくら歯科までお声かけ下さい。

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