2024.12.24

歯磨きで何を取っている？

歯磨きで取っているのは食べかすだと思われていますか？
歯の汚れは食べかすもありますが、基本的にはプラーク(歯垢)と呼ばれる「ばい菌」です。
このばい菌が長時間放置されると硬くなり、「歯石」になります。「歯石」にまでなるとご自身での歯磨きでは取れないくらい硬くなるのです。

歯垢・プラークとは？

歯垢とは、ばい菌の塊です。正確には、ばい菌とその菌が排出した物質の塊です。そのため、「バイオフィルム」とも呼ばれています。プラーク(歯垢)の1mg中には1億以上の菌がいます。
ばい菌は数時間でどんどん増殖するので、夜に歯磨きしてスッキリした歯でも、朝になるとネバネバしたりするのです。

治療に通っていても、多くの人が80歳で半分以上の歯を失ってしまうのが現実です。そうならないためにも、まず、毎日行う歯磨きから見直していきましょう。
また、セルフケアが行き届かないところもあるため、定期的にプロに歯垢、歯石除去をしてもらうことをお勧めします。

一覧に戻る